こんにちは。当ブログ運営者の仲谷です。
地元の奈良県で小さな会社を経営しながら、妻と子供一人を含む5人家族で暮らしています。
28歳ごろから筋トレを始め、現在37歳になりました。
学生時代から人付き合いが苦手で、親と対立し引きこもりがちだった時期もありましたが、今では家族と共に充実した日々を送っています。
この投稿では、私の成長過程と筋トレの出会い、また自社のブランドでもある「OVERCOMEN」を設立して感じていることを書いていきたいと思います。
特にとりえもない人だった
昔から運動ができたわけではなく、走らせてもクラスでちょうど真ん中ぐらい。
勉強も真ん中か、それより少し上ぐらいの感じで、高校は偏差値60ぐらいの所に入り、そのまま同系列の大学に入りました。(指定校ではない)
小学校では柔道、中学ではソフトテニスをしていましたが、成績はぱっとせず、高校以降は運動から離れたまま大人になりました。
学生時代(中学)
荒れた学校、からかわれやすい性格。
中学は若干荒れてて、中1の時の教師は中3の男子に殴られて左遷されてたし(結局インドネシアの方に行ったとも?)、窓が割られていたり、校内に異物があったり、シンナーを吸っている人がいたり。
私自身は争いごとが苦手で、人に下手に出る性格。なめられたり、うまく人間関係が築けませんでした。
若干特殊な家庭環境
家がわりと積極的な貧乏家系で、江戸時代からある関西ではわりかと有名な宗教施設の運営を担う家系で、お供えをすることが生活の主たる目的だったので、あまり贅沢はさせてもらえず、ゲームを買ってもらえなかったり、お古の服ばかり着たり、若干幸が薄い感じで、それが無意識に自己肯定感を下げていたのかなと思います。
当時は何も思ってなかったけど、今思えばそんな感じ。
学生時代(高校)
不登校気味になり、自分の意志が芽生え始めるが…
家庭のつながりから、信仰にゆかりのある高校に進学。なぜか父と同じという理由で自主的に進学コースに入学。優しい人ばかりだったが、なぜか空気が合わず、成績も下降線をたどり、途中から学校はあまり行かなくなり、家の壁と塀との間でぼーっとしたり、近くのショッピングモールで時間をつぶしたり、勉強はしないくせに難関校の合格体験記ばかり読んだり、よく分からない高校時代を送る。
そんな感じだったので、退学も視野に入れたが、親が世間体を気にするタイプの人で、受け入れてもらえず。留年はまのがれたが、卒業延期はくらう。
大学は、難関校も考えていたが、長男で就職をさせてもらえないと分かっていたので、系列の大学に行くことに。
その時の教訓は、
肌に合わない、心に添わないことはしない。周りが何と言おうと、自分の心にあることが正解
学生時代(大学)
大学はなぜかフランス語を専攻。将来海外に行ってみたいという理由。語学は元々得意ではなく、勉強には全くついていけず。当時初めての彼女らしい彼女ができて、その人と多くの時間を過ごし、回転寿司や漫画喫茶などでバイトもそれなりしていた。
そんな状態だったが、大学2年の頃に受けた留学試験にたまたま合格。が、これも親から認めてもらえず、奨学金の申請もできなかった。そこまでしたいなら、自分でお金をためてどうにかする方法もあったが、そこまでの思いもなくドロップアウト。
大学自体は4年間で何とか卒業する。
勤務時代~修行
就職する気は全くなく、人生に対して何も考えていなかったが、大きな宗教施設の方から進められて若者の向けの組織に勤務することに。
今振り返れば反骨精神があり、扱いづらい存在だっと思う。それなりに可愛がられていたが、遅刻も繰り返していたから、いわゆる問題児扱いでした。
仕事だったらとっくに首だったと思うが、仕事ではないため何とかつとめきる。
その後は、県外や違う施設で、修行みたいなことを5年間ほどした。
親や目上の期待に応え続けた先に見えた、限界と気づき
親や目上の言うことは素直に聞くほうでしたが、そのせいで上手く人生が運んでいない気もして、根本的に何か変えないといけいないと思っていました。
親は団体の幹部で、私にも同じ役割をして欲しかったのか、周りからも進められました。
上司に飲み会の時無理やりお酒を飲まされたり、裸で踊らさたり、自分のミスを押し付けてきたり、年齢が上というだけでえらそうにされたり、父に勝手に進路を決められたり、そんな感じぐらいでしたが、そういう理不尽な積み重ねが日に日に疑問に変わっていきました。
それが28歳ぐらいのときだったと認識しています。
運命の本に出合う
そんな時に出合ったのが、テストステロンさんの「筋トレが最強のソリューションである」です。
近所のTUTAYAでその強烈なパッケージに自然と目が留まり、あれよあれよという間に読み進め、気が付いたら購入していました。
この中には、いろんな名言が書かれています。テストステロンさん独特のユーモアたっぷりで、それも短文でとても面白いんです。当時自己肯定感が低かった私にはすべての言葉がぶっ刺さりました。筋トレのメリットして、テストステロンが分泌され、心身両面での「活力・自信・健康」につながる効果があることは知っておられると思います。その中でも印象に残っているものを書きだします。
筋トレをするとほとんどの悩み事が解消する。逆に言うと、筋トレをしても残っている悩み事は真の問題ということだ。
人生の大切な選択を他人に委ねるなよ。たとえ親でもだ。……自分の事は自分で決めて退路を断て。で、辻褄を合わせろ。
テストステロンは20歳をピークに下降する。値が高いと自信、闘争心、野心に満ちあふれる……値を高めるには筋トレが1番であり、故に筋トレはビジネスマンに必須である。
挑発にのって怒ったら負けだ。君の感情と行動はそいつにコントロールされている。自分のボスは自分であることを自覚しろ。
まずは小さなことから習慣化
やりたいと思いやり出しても、続かなかったら意味がない。
今回はなぜか「本当にやりたい!」と心の底から思い、絶対に続けていかないといけないと思い、下記の本も同時に勉強しました。
今まで途中でいろんなことを投げ出してきた経験から、習慣レベルまでもっていかないとと思いました。
具体的には本書を読んで勉強してほしいですが、習慣化には「反発気」「不安定期」「倦怠期」の3段階あります。それを乗り越えるためには、習慣化は1つに絞り、ベビーステップではじめ、例外ルールを設け、倦怠期には変化をつけて乗り越える必要があります。
筋トレが習慣になるには、3ヶ月必要だとされています。
継続は力なり
最初はお金がなかったのもありましたが、あえて本格的なウエイトトレーニングをせず、腕立てなど、自重トレーニングを中心にしていたと思います。気負いすぎは良くないと思っていたので。それでも、今まで運動していなかったので、きつかったです。
どうしてもやる気が出ない時は、『30日で人生を変える「続ける」習慣』にも書かれていますが、ベビーステップとしてトレーニング用の服だけ着るってこともありました。それ自体に意味もないですが、習慣化には必要なプロセスだったと思います。
ある程度習慣化してからは、HIITトレーニングをしたり、ランニングをしたり。
それも経て、自分なりに習慣化したなと思ってからは、可変式のダンベルを買ったり、ウエイト器具を徐々に揃えたりしていきました。
そこからは、休息期間もありましたが、ジムにも通うようになり、現在はBIG3も500キロぐらいまでは上げれるようになりました。
トレーニングは健康寿命を延ばす
私は現在両親と同居しているんですが、特に父親が65歳を過ぎ、年々体力が落ちていることを感じています。最初は足が細くなったなと感じてたんですが、そこから体周り全体が痩せこけていっているなと感じます。
ホリエモンも、最後は体力勝負だとおっしゃっています。ウエイトトレーニングをやる必要は万人にはないと思いますが、運動習慣はこれから元気に生活していくには必須だと思います。
年を取ってからでも大丈夫
トレーニングは、若いころからしていないと意味がないわけではありません。
もちろん10代や20代方が筋肉はつきやすいですが、50代を過ぎてからでも筋肉はつきます。
トレーニングをする目的は、筋肉をつけるだけではなく、日常の気分効用などのリフレッシュ、仕事の切り替えなどの効果があります。また筋肉が強くなれば、関節を守る役割も果たしますし、足腰が強いことは生活の基盤です。
日本ではジムに行ってる割合は5パーセントと言われていますが、アメリカでは20パーセントと言われていますが、ジムの費用は落ちてきていますし、予防医療の観点、幸福の観点から日本でもトレーニングをする人は増えてくることでしょう。
「OVERCOMEN」の思い
私のブランド「OVERCOMEN」は、かつての私のように、自分に自信が持てない人、過去の傷を乗り越えようとしている人たちの背中を押したいという思いから始まりました。
トレーニングを通じて、自分の弱さを受け入れ、乗り越えていく――そんな体験が誰にでも起こると、私は信じています。
また自社のブランドが、多くの人々の健康や生きがいに役だてればいいと考えています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。まだまだ足りないところも多いですが、これからも誰かの背中を押せるブランドに育てていきたいです。

コメント