トレーニング時のパンツ、意識したことありますか?
何となくポリエステル製のものを使っている方も多いのではないでしょうか?

もちろんそれも間違いではありません。
トレーニングにおいては、シャツほど綿素材が有利というわけではなく、パンツに関しては綿とポリエステルでそこまで大きな差が出にくいというのが、私の実感です。
結論を言えば、通気性が良くて動きやすいものを選べばOK。
本当に高重量を扱うトレーニングを重視しているなら綿も選択肢ですが、そこまで神経質になる必要はありません。
筋トレ用のズボンは“伸びる素材”を選ぶのが基本

ショーツやスウェットパンツなど、トレーニング時に履くズボンは、ストレッチ性のある素材を選びましょう。
とくに膝下まで丈のあるジョガーパンツを履く場合、**スパンデックス(ポリウレタン)**が含まれているかどうかはとても重要です。
また、汗をかくと生地が脚にまとわりつくことがあるため、さらっとしたポリエステル素材もおすすめです。
なぜシャツは綿素材が有利で、パンツはそうでもないのか?

- 上半身はバーベルと直接接触する面積が広く、摩擦が重要(滑ると危険)
- ベンチプレスやスクワットでは、シャツの滑りにくさがフォーム安定に影響
- 汗や可動性も、上半身ではトレーニング効率に直結しやすい
一方、パンツの重要度は中程度です。
- 深くしゃがむ動作においてはストレッチ性が必要
- 高重量のベンチプレスでは、摩擦耐性が多少あると安心
Tシャツの綿素材の有効性を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
https://yamatofit.com/blog/%e3%82%ac%e3%83%81%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%8b%e3%83%bc%e3%81%8c%e9%81%b8%e3%81%b6%e3%80%80%e3%81%8a%e3%81%99%e3%81%99%e3%82%81%e3%82%a6%e3%82%a7%e3%82%a2%e3%80%80t%e3%82%b7%e3%83%a3%e3%83%84/
スクワットをするならショートパンツ(短パン)がおすすめ
スクワットのように可動域を大きく使う種目では、膝まわりの生地の干渉が大きなストレスになります。
丈の長いパンツは、たとえ伸縮性があっても**膝の外旋(外に開く動き)**を制限することがあります。
その点、ショートパンツなら膝が自由に動かせて、股関節をしっかり使ったフォームがとりやすくなります。
とくに深くしゃがむフルスクワットでは、動きやすさの差をはっきりと実感できるはずです。
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