リストラップって種類が多くて、「何が違うの?」「初心者でも使うべき?」と最初は戸惑う方も多いと思います。
僕自身、トレーニング歴7年の中で定番どころをいくつか試してきました。
今回はその中から、特におすすめできるものや、正直ちょっと合わなかったものも含めて、忖度なしで紹介していきます。
リストラップの選び方
固さの選び方
「固ければ高重量に向いているから、固いほど良い」と思うかもしれませんが、実際には注意が必要です。
固すぎるリストラップは、トレーニング中に手首に痛みを感じることがあります。
初心者の方には、中は柔らかく、外はしっかりとした素材でできているようなタイプ(例:VOLIX[ヴォリックス])がおすすめです。手首への負担が少なく、扱いやすい設計になっています。
一方で、すでに高重量を扱う中・上級者の方は、迷わず固めのタイプを選んでも良いでしょう。
長さについて
一般的なリストラップの長さは60cm前後です。
初心者向けには、ALLOUTのように48cmとやや短めのモデルもあります。
とはいえ、60cmだからといって初心者に不向きというわけではありません。
私自身も最初から60cmを使っていましたし、そこまで神経質になる必要はありません。
おすすめリストラップ
ALLOUT(46cm/61cm)
こちらは日本の有名メーカーALLOUTのリストラップ。
トレーニング初心者向けの【18インチ・46㎝】タイプと、ベンチプレス100キロ以上を上げるような方向けに上記シークと同じ、【24インチ・61㎝】タイプがあります。
100キロ以上向けとなっていますが、80キロぐらい上がる方でもっと上を目指していくなら最初から61㎝のものを買ってもいいかと。
カラーバリエーションも豊富で、オレンジ・カモフラ・グリーン・ピンク・ブルー・モカブラウン・レッドの7色展開。
値段は2580円と安めで、最初の1本として安心して選べるモデルです。
VOLIX(ヴォリックス)
現在、私が愛用しているのがこのVOLIXのリストラップ。
中側がやわらかく、外側が固いという二重構造で、特許出願中とのこと。
手首の痛みもなく、ベンチ100kg・スクワット160kg×5セットでも問題なし。
初心者から中上級者まで幅広く使えるモデルです。
とはいえ、より高重量に特化するならP.L.Collegeの方が固さ的に上なので、買い替えます。
Schiek
アメリカの有名メーカーSchiek(シーク)のリストラップ。最近使っている人が減った気もしますが、今での人気の商品です。
私が初めて使ったものもこれでした。固すぎず、柔らかすぎず、初心者でも問題なく使えると思います。耐久性もあり、3年~4年ほど使ったと記憶しています。
最初に使っていましたが、使いやすさと耐久性があって良かったです。
P.L.College
これを紹介したくてこの記事を書いた、と言っても過言ではありません。
YouTube登録者10万人超の「パワーチューブ」のNAOTOさんが監修し、世界3位の実績を持つうっしー(牛山さん)も開発に携わっています。
最大の特徴はその圧倒的な固さ。
支え力が大きいぶん、手首への負荷も強くなりますが、手首が弱い方でも安心して使えるよう工夫されているとのこと。現役パワーリフターならではの視点で作られており、今回紹介する中で最も高重量向けです。
ゴールドジム
ゴールドジム好きには嬉しいロゴ入りモデル。
少し割高ですが、べらぼうに値段の違いがあると言えない範囲です。
レビューでは「やや柔らかめ」との声もありますが、しっかりとホールド感もあり、大手ブランドの安心感も魅力です。
番外編|結局使わなくなる?トレーニンググローブのリアルな使いどころ
トレーニングを始めたころは、握力が不足していたり、皮膚がまだ弱かったりして、トレーニンググローブを検討する方も多いと思います。
私も実際に使っていたことがありますが、
- 重量を扱うならリストラップが欲しくなる
- 懸垂で握力が足りないならパワーグリップが便利
…となり、結局使わなくなってしまいました。
握力補助ならAZLIVがおすすめ
AZLIVのハーフ型トレーニンググローブは、
- 握力の補助
- ケガの予防
- リストラップとの併用も可能
と、非常に便利な仕様です。
私もこれを使っていた時期があり、懸垂の回数が1回増えた記憶があります(笑)。
鉄のバーで手の水分が奪われがちな人にもおすすめですね。
ただ私は、途中で「つけるのがめんどくさい…」となって使わなくなりました(笑)。
でも、良い商品だと思います。
まとめ
初心者なら:ALLOUT(46cm) or VOLIX
中〜上級者・高重量志向の方は:P.L.College
汎用性重視/バランス型:Schiek
ブランド愛やロゴ重視:ゴールドジム
どのリストラップも、正しく使えばトレーニングの大きなサポートになります。
最終的には「使い心地」や「安心感」が決め手になるので、自分に合った一本を選んで、ぜひ使ってみてください!
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